「香港=オクトパスカード」という常識、もう古いかも?
以前は、香港旅行といえばまず「オクトパスカードを買う」のが定番でした。
でも最近は、クレジットカードのタッチ決済(Visa/Mastercard)だけで、
改札もバスも買い物もすべて“ピッ”で完結します。
実際に使ってみると、
ツーリストオクトパスよりクレカのタッチ決済のほうが断然ラクでした。
チャージも払い戻しもいらず、しかもiPhoneでもAndroidでもOK。
本記事では、実際に香港で使ってみたリアルな体験をもとに、
- オクトパスとタッチ決済の違い
- Apple Payと物理カードの使い勝手
- 旅行者にとってどちらが便利か?
を、旅行者目線でわかりやすくまとめました。
「どっちを準備すればいいの?」「Androidでも大丈夫?」と迷っている方は、
ぜひこの記事を参考にしてください💡
💳 Apple Payの「ツーリストオクトパス」とは?
旅行者向けに登場した「Octopus for Tourists」は、
iPhoneやApple Watchで使えるデジタル版オクトパスカード💡
日本のクレジットカード(Visa/Mastercard)でチャージでき、
わざわざ空港や駅で物理カードを購入・返却する必要がありません。
✈️ 日本出発前に発行&チャージ完了!
香港到着後は、iPhoneをかざすだけで改札やお店をスムーズに通過できます🙆♂️
ただ、実際に使ってみると…
いくつか「あれ?」と思う点(デメリット)もありました👇
💱 チャージのレートが悪い
Octopus for Touristsアプリでチャージすると、
カード会社のレートではなく、オクトパス独自の換算レートが使われます。
そのため、VisaやMastercardの為替レートより1〜2%ほど損することも💦
「クレカを使ってるのに、自分のカードレートじゃない」
というのは意外な落とし穴でした😅
💸 払い戻しにも制限と手数料あり
旅行後にオクトパスを払い戻すことはできますが、いくつか条件があります👇
- 💳 払い戻しはOctopus for Touristsアプリ経由(現金では不可)
- ⏱ 発行から90日以内の払い戻しは手数料11HKD
- 🔁 返金はチャージに使ったクレカへ戻る
短期旅行ではこの手数料とタイムラグがネック。
結果的に、数十ドル分が残ったまま帰国…という人も少なくありません💦
🔸 旅行中の使い勝手は悪くないものの、
チャージ時のレートと払い戻しの仕組みが、旅行者にとってはやや不親切な設計です🤔
🚉 クレカのタッチ決済なら、すべて解決!
VisaやMastercardをApple PayやGoogle Payに登録💳しておけば、
MTR・バス・トラム・スターフェリー🚋の改札も、そのまま通過できます。
iPhoneをスリープのまま、またはAndroidスマホをかざすだけでOK🙆♀️
「ピッ」と一瞬で通過でき、チャージも残高確認も払い戻しも不要!
💡 まさに「スマホだけで香港を旅できる」時代になりました。
🏙 主要交通&店舗はほぼ対応済み!
2024年以降、主要な交通機関・コンビニ・カフェ・レストランなど、
ほとんどの場所がタッチ決済(Contactless Payment)対応済み✨
💡 つまり「オクトパスなし」でも、
交通も買い物も“ほぼ完結”できる時代になりました。
💰 支払いはシンプル&明確
支払いはカード会社レート+海外事務手数料(約1.6〜3.85%)のみ。
オクトパスの独自レートよりも透明で、
結果的にトータルでお得になるケースが多いです👍
🔍 例:イオンカードといった、海外事務手数料が低めのカードを使えばさらにお得に✨
🚕 タクシーだけは事情が少し違う
交通や買い物はキャッシュレスが浸透していますが、
タクシーだけは現金文化がまだ根強く残っています。
最近は一部で
🟢 クレジットカード(タッチ決済)
🟢 オクトパスカード(八達通)
が使える車もありますが、全車対応ではありません。
💡「Octopus Accepted」などのステッカーをチェック!
配車アプリ(HKTaxiなど)を使えば、カード決済対応車を指定できます。
それでも現金しか使えない車もあるため、
少額の現金(50〜100 HKD程度)を持っておくと安心です。
💬 結論として、
「まずはタッチ決済をメインに使い、必要なら現地でオクトパスを追加」
このスタイルが一番スマートで安心です🧳
✅ 比較して分かった違い
| 項目 | Apple Pay ツーリストオクトパス | クレカのタッチ決済 Apple Pay / Google Pay |
|---|---|---|
| チャージ | 必要(オクトパス独自レート) | 不要 |
| 払い戻し | 条件つき・手数料あり | 不要 |
| 残高管理 | 必要 | 不要 |
| 利便性 | iPhone限定 | iPhone/Android両方OK |
| レート | やや不利 | カード会社レート準拠 |
| 対応範囲 | 交通・買い物 | 交通・買い物 |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
💡 まとめると…
🔹 Apple Payの「ツーリストオクトパス」は“日本で発行・チャージできる”点が便利。
🔹 ただしレートや払い戻しで少し損をすることも。
🔹 一方、クレカのタッチ決済はAndroidでも使えて、残高管理も不要。
🔹 結論:まずはタッチ決済メインで旅をスタートし、必要なら現地でオクトパスを追加するのがスマート🧳
👧 子ども連れなら「オクトパスカード(物理)」がおすすめ!
香港の交通機関では、3歳〜11歳が小児運賃の対象です。
この割引運賃を受けるには、「Child Octopus(子ども用オクトパスカード)」の物理カードを購入する必要があります🎫
Apple Pay版のツーリストオクトパス(デジタル版)は大人用のみ対応なので、
子ども料金を適用したい場合は、MTR駅窓口で物理カードを発行してもらいましょう。
🧒 3歳未満は無料、12歳からは大人料金になります。
物理カードはデポジット式で、帰国前に払い戻しも可能です。
✈️ 結論:タッチ決済をメインに、必要なら現地でオクトパス追加でOK!
昔は「香港=オクトパスカード」でしたが、
今はクレカのタッチ決済だけで“ほぼ完結”する時代になっています💳
チャージ不要、払い戻し不要、残高ゼロのストレスフリー。
iPhone(またはAndroid)だけで、香港の街をほぼ網羅できます。
まずはクレカのタッチ決済をメインに。
もし現地で「オクトパスが必要そう」と感じたら、
そのときにApple Pay版ツーリストオクトパスを追加すれば十分です。
💭 個人的な結論
🌟 まとめポイント
✅ 大人:タッチ決済で快適&お得
✅ 子ども:オクトパスで小児割引を活用
✅ タクシー:現金も少し用意しておくと安心
💬 「大人はタッチ決済でサクッと移動、子どもはオクトパスでお得に」
これが今の香港旅行のベストスタイルです✈️✨



