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【2025年最新版】海外事務手数料が安いクレジットカード比較|実際の香港レシートで検証&イオンカードが最適解!

2025年最新版|海外事務手数料が安いクレジットカードランキング。安いカードの比較と手数料の仕組みを解説。

海外旅行✈️や海外のネット通販で、何も考えずに「いつも使っているカード」で決済していませんか?

もしそうなら、あなたは気づかないうちに大きな損をしているかもしれません。

「海外事務手数料」と呼ばれるこのコストは、2024年〜2025年にかけて多くのカード会社で値上げが続いており、
例えば 2.2% → 3.85% といった水準まで上がっているケースもあります。

この記事では、アフィリエイト広告の有無に左右されず、
純粋に 「手数料の安さ」「安全性」「利便性」 の観点から
本当におすすめできるカードだけ を比較・解説します。

先に結論からお伝えすると、考え方はこの2つです。

この記事の結論

評価戦略内容
🎯 80点狙いイオンカード(Visa/Mastercard)を1枚持つ海外事務手数料 1.6%。年1〜2回の海外旅行や出張なら「十分安い+補償や利便性もバランス良し」で最適解。
🏆 100点狙い海外特化プリペイド・デビット(Wiseなど)を併用為替レートが有利でトータルコスト最安級。ただし「チャージや残高管理」「カード付帯保険が弱い」などの注意点あり。

個人的には、年に1〜2回ほど海外に行く人であれば、まずはイオンカードを1枚決め打ちで持っておけばOKだと考えています。
手数料1.6%は現行水準では十分安く、補償・使える場所・安心感とのバランスがとても優秀です。

このあと本文では、

  • 主要クレジットカードの海外事務手数料一覧(2025年版)
  • 実際に香港でイオンカード(Mastercard)を使った請求額の検証📊
  • 「ブランドレート」が請求額に与える影響(Visa/Master/JCB/AMEX)
  • 旅行頻度・スタイル別のおすすめ組み合わせ

を順番に解説していきます。

そもそも「海外事務手数料」とは?🤔

海外事務手数料とは、海外でのカード利用額を日本円に換算する際にかかる「コスト(手数料)」のことです。

国際ブランド(Visa、Mastercardなど)が定める為替レートに、
カード会社が独自に設定した手数料率(1.3〜3.85%など)が上乗せされて請求されます。

つまり、同じ金額を決済しても、
どのカードを使うかによって実際の支払額が変わる仕組みです。

💡 例:海外で10万円分を利用した場合

  • 手数料1.6%のカード → 約10万1,600円
  • 手数料3.3%のカード → 約10万3,300円
    → 差額は1回の旅行で1,700円ほどにも!

この手数料率が、カードによって天と地ほどの差があるのです。

【一覧表】主要クレジットカード海外事務手数料 比較📊(2025年10月最新版)

まずは各社の手数料率を「安い順」にご覧ください。
「1%台」のカードと「3.5%以上」のカードに二極化しているのが一目瞭然です。

クレジットカード海外事務手数料国際ブランド
🏆 イオンカード1.60%Visa / Mastercard / JCB
🥈 JCB(プロパー)1.60%JCB
🥉 ダイナースクラブ2.00% (※1)Diners Club
Amex(プロパー)3.50% (※2)Amex
楽天カード3.63%Visa / Mastercard / JCB / Amex
三井住友カード3.63%Visa / Mastercard
エポスカード3.85%Visa
セゾンカード3.85% (※3)Visa / Mastercard / JCB / Amex
PayPayカード3.85%Visa / Mastercard / JCB
三菱UFJカード3.85%Visa / Mastercard

※1:ダイナースクラブは 2025年12月1日処理分より 手数料を 1.3% → 2.0% に引き上げ予定。
※2:Amex(プロパー)は 2025年8月1日処理分より 手数料を 2.0% → 3.5% に改定済み。
※3:セゾン・アメックスなども含め、2024年以降すべて3.85%に統一

手数料の差でいくら損する?(10万円利用シミュレーション)

「たかだか2%の差」と侮ってはいけません。
海外で10万円分の買い物をした場合、手数料の差は以下の通りです。

ケースカード例手数料率手数料額差額
A:【安い】イオンカード1.6%1,600円
B:【高い】エポスカード3.85%3,850円+2,250円

📊 10万円利用で2,250円の差。20万円なら4,500円。
これはもう「誤差」ではなく、ランチ1回分の損失です😥

実際に使ってみた|イオンカード(Mastercard)での検証結果📊

香港旅行の途中で立ち寄った「Mak’s Noodle(麥奀雲吞麺世家)」で、
306HKD の支払いをしたときの話です。

📄 レシート

香港のMak’s Noodleで306HKDを支払った際のレシート

📸 カード利用明細

イオンカード(Mastercard)で香港のMak’s Noodleにて306HKDを決済した際の利用明細(請求額5,838円)

💳 利用カード:イオンカード(Mastercard)
🗓 利用日:2025年5月2日
💰 請求額:5,838円

🧮 計算で検証してみる

この日の Mastercard公式為替レートは 1HKD ≒ 18.78円(公式レート)

計算項目金額(円)
為替レートのみ306HKD × 18.78 = 5,746.68円
手数料1.6%を加算5,746.68 × 1.016 = 5,838.63円

📊 実際の請求額は5,838円だったので、
計算上の手数料(1.6%)と完全一致🎯
「理論通り」でスッキリ納得でした🙆‍♂️

💡 実質レートは「5,838円 ÷ 306HKD ≒ 19.08円/HKD」
→ つまり、Mastercardの為替+1.6%でピッタリ。

✈️ 現地利用のリアルな感想

現地での支払いもスムーズで、
為替レートも公式値とほぼ誤差なし。
「海外利用手数料が本当に1.6%で済むのか?」を
実地で確かめられた結果でした✨

レートの正体|請求額を左右する“ブランドレート”とは?

実は、クレジットカード利用時の為替レートは
国際ブランド(Visa・Mastercard・JCBなど)が独自に決定しています。

それぞれが毎日レートを公開しており、
どのブランドを使うかで最終的な請求額が微妙に変わる仕組みです👇

🔗 VISA為替レート(公式サイト)
🔗 Mastercard為替レート(公式サイト)
🔗 JCB為替レート(公式サイト)

AMEX(アメックス)は非公開
→ 為替レートは明細上でのみ確認可能です。

💡補足:レートは毎日変動するため、
同じ金額を使っても日によって数十円〜数百円の差が出ることがあります。

80点でOKな人へ:最強の「安心・万能」カードはこれ👍

手数料だけ見ればJCB(1.6%)も安いですが、
ここでは「80点の万能カード」としてイオンカード(Visa または Mastercard)を強く推薦します。

イオンカードが「80点の優等生」である理由

  • 手数料が1.60%と十分に安い
  • Visa/Mastercardの圧倒的な利便性(どこでも使える)
  • クレジットカード本来の「不正利用補償」がある安心感

手数料が同じ1.6%でも、JCBはハワイや韓国以外では使えるお店が限られます。
一方で Visa/Mastercard は、世界中ほぼどこでも使える決済インフラを持っています。

そのため、イオンカードなら
「1.6%の低手数料」×「世界中で使える利便性」×「補償の安心感」
という三拍子が揃っています✨

さらに年会費も無料。
つまり、「安全・簡単・十分安い」=80点の優等生カードです。

🎯 イオンカードをベースに「年会費無料ゴールド」を目指すのもおすすめ。
リスクを抑えつつ、手数料も安く抑える最も賢い戦略です。

100点を目指す上級者へ:「海外プリペイド」という選択肢

そんな100点を目指す上級者には、
Wise(ワイズ)Revolut(レボリュート) といった 海外特化型プリペイドカード が選択肢になります。

💰 メリット:コスト最安クラス

  • 「実際の為替レート」で両替できるため、
    両替手数料を含めても トータルコスト1%以下 に抑えられる場合も。
  • クレジットカード最安のイオンカード(1.6%)よりさらに安くなることもあります。

⚠️ デメリット:使いこなしには“上級者力”が必要

チャージの手間や、使い残した残高を出金(払い戻し)する際の手数料が発生。
また、クレジットカードからチャージした場合は払い戻し不可などの制約もあります。
(※WiseやRevolutでは残高の出金自体は可能です)

【最重要】100点の落とし穴:プリペイドカードの「3大デメリット」

海外プリペイド(Wise・Revolutなど)はコスト面では最強ですが、
「安心感」ではクレジットカードに劣るという前提を忘れてはいけません。

🚨 警告:プリペイドカードの弱点 🚨

❌ デメリット① 不正利用時の補償が限定的

これが最大の弱点です。
クレジットカードなら、紛失・盗難から60日前までの不正利用額を補償してくれます。
一方、プリペイド/デビットカードは即時決済。
アプリで停止するまでに使われた分は、原則として補償対象外です。
つまり、「犯人に即時送金した」のと同じリスクを負います。

🏨 デメリット② ホテルやレンタカーのデポジットに使えない

プリペイドカードは“前払い”方式で信用の裏付けがないため、
ホテルのチェックイン時やレンタカーの保証金(デポジット)に利用できないケースが大半です。
→ 宿泊・レンタカー用途では必ずクレジットカードを併用しましょう

💰 デメリット③ 残高管理の手間がかかる

残高が足りないと決済がエラーになる、
旅行後に残高が余って出金に手数料がかかる――など、
「自己管理コスト」 が常に発生します。

🎯 まとめると…

タイプコスト補償使いやすさ向いている人
イオンカード
(Visa/Master)

1.6%

あり

高い
年1〜2回海外旅行する人
Wise/Revolut
(プリペイド)
💎
〜1.0%

限定的

要管理
手数料最優先の上級者

💡 100点(最安)を目指すには、自己管理とリスク許容度が必要。
逆に「安全・利便性・十分な安さ」の三拍子を求めるなら、
イオンカード(Visa/Mastercard)一択です。

Q&A:手数料「3.5%超え」のカードはどうすべき?💭

手数料が高い「3.5%以上グループ」のカードも、使い方次第では役立つ場面があります。
ポイントは「決済用」ではなく “特典用”と割り切ること。

❓Q. 楽天カード(3.63%)やエポスカード(3.85%)は、海外で使うべき?

A. いいえ。コスト面で言えば、海外決済で使うべきではありません。

手数料の比較という観点だけで見た場合、
これらの「3.5%以上グループ」をあえて海外決済で使うメリットは一つもありません。

💬 たとえば10万円使えば、イオンカード(1.6%)との差額は2,250円。
年1回の海外旅行でも、ランチ1回分の差になります。

✅ 対策:最低でも「80点カード」を1枚準備しよう

もしこれらのカードしか持っていない場合、
海外旅行前に、最低でも「80点カード(イオンカード/年会費無料)」を1枚 作っておくのがおすすめです。

それだけで、旅行中の支出を数千円単位で節約できます💡

💡 補足:高コストカードの賢い使い方

カード海外利用の推奨度賢い使い方
楽天カード❌ 不向き日本国内での楽天ポイント還元・キャンペーン用
エポスカード❌ 不向き年会費無料ゴールド育成・国内優待・海外旅行保険目的
セゾンカード
三井住友カード
❌ 不向きサブカードとして特典・キャンペーン活用用

✈️ 海外決済はコスト重視で「イオンカード」へ、
特典やポイント狙いは高コストカードで
これが最もバランスの取れた使い分け方です。

✈️ まとめ:頻繁に海外へ行かないなら「イオンカード」で十分

私自身、年に1〜2回の海外旅行派ですが、
正直この頻度なら イオンカードでまったく困りません。

為替手数料が最安レベルで使える安心感と、無料ゴールドへの昇格チャンス。
「シンプルに、損しない1枚」 を選ぶなら、イオンカードがベストバランスです。

💡 ちなみに…

「空港ラウンジでゆっくりしたい」
「海外旅行保険を手厚くしたい」
そんな方は、もう1枚の“特典用カード”を組み合わせるのもおすすめです。

カード名主な特典年会費(税込)
🛫 楽天プレミアムカードプライオリティ・パス付帯(世界1,300以上の空港ラウンジ利用可)11,000円
🩹 エポスカード海外旅行保険を「利用付帯」でカバー可能無料

このように、
「決済はイオンカード」+「特典は別カード」 という使い分けをすれば、
コストを抑えつつ、旅の安心感も両立できます💡

🌍 イオンゴールドカードなら「海外旅行保険」も付帯!

さらに、イオンカードを継続利用して イオンゴールドカード に昇格すると、
海外旅行傷害保険(利用付帯)が自動で付与されます。
内容は以下の通りです👇

補償内容補償金額
死亡・後遺障害最高 3,000万円
傷害治療費用最高 200万円/1事故
疾病治療費用最高 200万円/1疾病
賠償責任最高 3,000万円
携行品損害年間最高 20万円(免責3,000円)
救援者費用年間最高 200万円

適用条件は「利用付帯(旅行代金の一部をカードで支払い)」ですが、
年会費無料でこの補償内容は非常に優秀。
手数料の安さ+万一の備えもカバーできる“隠れ優等生カード”です✨

💬 まとめると…

  • 🌏 海外旅行が年に1〜2回程度なら、イオンカードで十分!
  • 💰 為替コスト・安心感・保険のバランスが抜群
  • 💎 ラウンジや特典を重視するなら、楽天やエポスを組み合わせよう

👉 「決済の主役はイオンカード、特典の補助にもう1枚」
この組み合わせが、2025年の“損しない最強コンボ”です💳✨